前書き
本プログラムは主に中小規模の健康保険施設等で給食の業務に携わっている栄養士さんたちのために作成しています。栄養士さんの業務と言えば、献立作成やレシピの開発はもちろん、栄養関連の帳票管理業務、その他調理業務や盛付、場合によっては食器洗浄の業務までも行うこともある非常に多岐にわたり毎日多忙な業務をこなしていることと思います。
ある程度大きな規模の施設であれば、帳票関連業務はシステム化された、高級なPCのソフトウエアが導入されているでしょうが、中小規模100床程度であれば、予算規模も小さく高額なソフトの導入ができない場合が多いと思います。そんな中、エクセルで手書き帳票を作成し運用している事業所も多いのではないでしょうか。
本プログラムは、そんな忙しい栄養士さんのため、食札を管理するエクセルファルをVBAを駆使して自動化するコードを収録しています。VBAは敷居が高い、と言ってもそれほど難しいものではないので慣れてくれば少しずつでも理解できるようにしてありますから、ぜひまずは使ってみて手軽さを実感いただければいいと思います。
下のカードからはレシピを作成プログラムも体験できます
下のカードは2年位前に作成した帳票管理システムです。少し詰め込みすぎて大きなファイルなので分かりにくい部分も多いのですが、こんなこともできるんだと実感してもらえればと思います。
アナログ食札→エクセルVBA→デジタル食札
食札のデジタル化
施設側から発行される「食事箋」を基に食札カードに書き込む作業をデータベース化して自動化することで食札管理が非常に手軽になります。
下図はダウンロードしたファイルの初期画面です
MENUボタンからメニューウインドウのボタンで作業を始めます。
メニュー内容
■利用者登録
利用者の氏名、年齢、利用形態、禁止食品、特殊食器等々の個人情報を登録します。
(個人情報の取扱いには十分注意が必要です。ファイルの外部持ち出しは厳禁にして下さい。)
利用者登録には専用フォームを使って必要データを選択式で入力するので誤入力を防ぐことができます。
■利用者データの確認
例えば、本日のデイケアの人は何人で禁止食品の有無や特殊食器の有無、治療食の種別などを集計して表示し厨房への支持に役立てます。
■日付指定 食札印刷
日付を指定して、その日の利用者の食事餞情報を食札をカードに印刷します。カードはA4用紙2つ切りや4つ切りを選択できます
■利用者指定 食札印刷
利用者を限定してその人の食札をカードに印刷します。
とにかくダウンロードして試してみてください。VBAの知識はなくても利用は可能です。ある程度の動作はプログラム済みですから心配ありません。(事業所で個別にカスタマイズするには多少のエクセル操作が必要です。)
また、お使いの内にVBAに興味がわいてきたら、給食関連の他のプログラムも多く掲載していますので本サイトからアクセスしてみてください。
VBAの編集が可能であれば、Alt + F11でVBAを開いてカスタマイズしてご使用ください。
ダウンロード
下のカードからダウンロードできます。
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